こんにちは、ゲーム診療所のシグです(https://twitter.com/gamedoctor12sig)です。
今回は、Tales of ARISE(テイルズオブアライズ)について
どんなゲームなのか。実際にプレイした感想をまとめていこうと思います!
ネタバレは極力しないように、努めてますが部分的に分かってしまう部分がありますので、その点だけご了承ください。
テイルズ オブシリーズって聞いたことありませんか?私も聞いたことあってすごく気になっていたので実際にプレイしてみました。
この「テイルズ シリーズ」はですね。バンダイナムコエンターテインメントさんから
出ているシリーズになります。一作目は1995年のロングタイトルのシリーズものです。
そんな「テイルズ シリーズ」から発売している現状の最新作「Tales of ARISE」
をレビューしていこう。
10月16日追記
この「テイルズ オブ アライズ」に大型DLCの新規ストーリーが登場します!
発売日は2023年11月9日
作品名は「テイルズ オブ アライズ ビヨンド ザ ドーン」
ストーリーから1年後の世界を描いた新作物語で新たな登場人物も出てきます!
ぜひプレイしてください!
目次
このゲームぶっちゃけ買った方がいいの?
王道なRPGが好きなら買って損はしない!
っていう評価ですね。
前提として、一番初めに紹介したように「テイルズ シリーズ」は昔から人気のあるシリーズものですが本作は過去作とのつながりはありません!
そのため、過去作を遊んでなくても遊べる点でも私のように本シリーズの一作目としてプレイしてみるのは全然ありです。
私も、本シリーズ一作目として、本作をプレイしましたが非常に面白かったですよ!
後々紹介しますが、分かり合えない二つの勢力の対立構造、支配構造という他のアニメや漫画などいろんな作品にある設定ですが、それがまた非常に面白い!
なのでRPGが好きな人はもちろん面白い!と思えるような作品だと思います。
これからは、ストーリーやシステムについて紹介していきますね。
ストーリー
自然に満ちた星であるダナは突如隣に位置する強い技術力を持つ星レナから進行を受けてしまう。そして300年の間奴隷として長い支配を受けることになる。
そんなダナの星を舞台に記憶を失い、痛みも感じない謎の青年アルフェンとレナから追われている謎の少女と出会う。この出会いは、舞台となる二つの星にとってどんな意味があるのか。
二人が迎える運命とは・・
聞くだけでもなんだか壮大な話な予感がしますよね。そうなんです。壮大なんです。
物語の舞台は、300年間奴隷として支配を受けている「ダナ」と科学力を持つ「レナ」
という二つの星です。
物語は炎が燃え盛る街「カラグリア」からスタートします。
星の様の壮大なストーリー
今作では、奴隷など差別的表現があり、風刺的な意味も含まれているのかな~
(あくまで個人的感想ですが)
壮大さというのはそういった表現もそうですが中盤終盤にかけてのスケールアップが
ものすごく、ネタバレになってしまうので言えませんがほんとすごいです。
序盤の流れは「ダナ」で長く奴隷として扱われていた主人公アルフェンと触れた人間に痛みを与えてしまう荊の呪いにかかっていいるレナ人の少女シオンが出会いから始まります。
紆余曲折ありますが、アルフェンはダナ人の解放。シオンは、それぞれの町にいる「領将」のもつ主霊石の奪還という目的から互いに「領将」を倒す必要があるため、初めは、利害が一致したことで最初は一時的な協力関係という形を取ります。
変わっていく関係性
初めは、お互いにただの協力関係にあるため「え、君らってパッケージの表紙の子達だよね。雰囲気悪いけど大丈夫そう?」なんてメタ考察まで生まれてしまいました。
しかし、色々な町を回り色々な想いを持つ仲間と出会い、冒険の中で「ダナ」「レナ」
について知り、考えていく中で変わっていく関係性。
ゲームをしている中で、「もう君たちいつの間にこんな仲良くなって・・・出会ったあのころなんて・・泣」保護者面してしまうくらい変わっていきます。
そんなストーリーはもちろんキャラクターの関係性だけでも十分楽しめますね。
キャラごとのセリフの説得感
本作のストーリーでは、色々な経験をした立場の違う人間が仲間になります。
主人公のアルフェンは、奴隷という立場から長年支配されすぎて考えることを放棄したダナ人が多い中、自分で考え「どうするべきか」を行動に移していきます。
そんな感じで、それぞれのキャラクターに罪や過去があり、そんなキャラクターだからこそわかる心情や言動、行動はゲーム内のキャラクターごとの会話やスキットに非常に如実にあらわれており
「このキャラクターってこんな背景があったんだよな。だからこんな発言ができるのか・・」
とか
「この二人の経験からだとたしかに対立するよな・・うーんどっちの言葉にも背景から裏付けされているから理解できるな。」
なんてことを考えてしまうくらいキャラクターの言葉には説得力があります。
ゲームシステムについて
爽快感のあるダイナミックな戦闘描写
本作は、リアルタイムのアクションバトルになります。
躍動感のある描写と仲間との連携技ブーストストライクは、非常にダイナミックな演出になっており、各キャラの組み合わせごとにブーストストライクの技が変わります。そのため、仲間が加わるたびにバリエーションが増えるので、わくわく感が止まりませんね!
各キャラごとにスキルが設定されており、使うたびに熟練度があがり技のダメージがあがったりと使い込み要素も満載です。
地上技と空中技が設定でき、地上技で敵をブレイク(スタン状態)にさせてから
空中技でたたきを落とすなど、地上技のみのコンボや組み合わせたコンボなど
組み合わせは無限大です。
そして、そのコンボの後に出すブーストストライクは、普通に出すのとは一味も二味も爽快感が違いますよ。
豊富なスキット
テイルズシリーズには「スキット」と呼ばれるキャラ同士の会話システムが存在しています。
イベントムービーなどとは違うコマ割りのような形式で展開される会話イベントです。
このスキットは他のRPGにはあまり見ないような要素で300種類以上ものスキットが用意されているそうです。すごいですよね。
訪れる街に関係するような会話から、パーティメンバーにフォーカスを当てた日常会話もあります。
これがめちゃくちゃいいんですよ!
キャラクターのバックグラウンドから現れる「価値観の違い」ストーリーではもちろん起きるんですが、なんとスキットでも起きます!
しかし、内容が面白い!あんだけ「レナ」と「ダナ」についてバトってるのに
こんなかわいい内容でもバトってる・・・息抜き的に見れるのはいいですよね!
しかし、このスキットではもちろんストーリーの本質に近い「価値観の違い」もありますが、聞いてて笑ってしまうようなものがたくさんあります。
ストーリー以外の面白い関わりが見れるスキットは、本作のシステムとして面白い部分だと思いますね。
サブ要素について
RPGに欠かせないものは、ストーリーはもちろんあとは何だと思いますか?
そうです!サブ的要素なんです!
本作では、サブクエストのほかに釣りやフクロウ探しなど単体でも十分楽しめる要素が盛沢山なんですよ!
ストーリー中の疲れをいやしてくれたのは釣りとフクロウ探しでした( ´∀` )
フクロウ探しは、リンウェルのお供であるフクロウの仲間を探すべく、各地にいるフクロウを見つけることで、王様から数に応じて報酬がもらえるゲームです。
サブクエストもめんどくさい部分はあるにしろ私の中では悪くないものもあるなーって感覚でした。
サブクエストの中にも本編に関連するようなことやキャラクター間の想いを知ることができるクエストがあり、キャラクターの深堀がよりできるところがいいなと個人的に思いました。
実際にプレイしてみての感想
本作を実際にプレイしてみて感じたことは
硬派なストーリー展開で素直に感動した!
ですかね。私が感動しやすい性格なのもあるのかもしれませんが。
ピーキーな作品というよりしっかりと万人に受ける作品になっているにかなと
さらに、他のテイルズ作品も遊んでみたいなと感じるものでありました。
そんな本作を私視点交えてよかった点と悪かった点を紹介してこうと思います。
よかった点
キャラクターの関係性の描写の丁寧さ
本作では、対立する二つの星がメインになり、支配関係も生まれています。
そして、最初に出会うアルフェンは「ダナ」、シオンは「レナ」
そうです。差別される側とする側が同じパーティーにいるのです。
ネタバレになってしまうので詳しくは言いませんが、後々仲間になるメンバーも「ダナ」も「レナ」もいます。
その中でプレイヤー間でも派閥ができてしまうのかなと思ったりもしました。
好きなキャラ側の意見に浸かってしまい、他のキャラが嫌いになってしまったりとかも怖いなと思いながらプレイしてました。
しかし、それぞれのキャラクターの背景が深く丁寧に掘り下げられたことでどちらの気持ちもわかるようになります。そして、仲間みんなが世界をより良くしようとお互いを尊重する姿勢が最初から最後まで見えることで、不安なく見れるのではないかなと。
そういった意味でもアルフェンとシオンの会話は、最初こそ雰囲気悪かったものの関係性の変化が丁寧に描かれており、急に仲良くなって「え、」となることはないのかなと思いましたね。
シナリオが一本道でやりやすい
RPGにおいて私的には、目標の明確性がきっちりしているのはとてもいい作品だと思ってます。
あれもこれも起きて大変ですという作品もやりごたえはもちろんありますが、まずは、最終的にはこれ!でもまずはこれ!それ終わったから次はこれ!といったようにしっかり一個ずつメリハリがあるのはやっていて面白いと感じる。
その目の前のストーリーで起こる事象に集中できて、それについて考えることができるという点でもいいと思いましたね。
(ここは完璧に主観なのであしからず)
キャラクターデザインがいい!
すみませんこれは完全に私の好みです。
キャラクターいいですよね。素晴らしいキャラが多いですが、
私は特にリンウェル好きになっちゃいましたね!顔が好みでアクセサリーで眼鏡付けたら女神に大変身!
リンウェルの話は置いといて・・
デザインもそうですが、スキット中でのキャラクターの表情差分というか
変化が凄いなと思いました。文字と音声だけでも喜怒哀楽はわかるのですが。
この表情の変化がより一層喜怒哀楽を引き立てていて、素晴らしいなと思いました。
悪かった点
本作は、とても面白くやりごたえのある作品なので全体的には良かった
ですが・・・少し気になった点もあります
敵キャラの掘り下げ
私がよかった点にあげた各キャラの掘り下げの良さをあげましたが、逆に敵キャラのほうが正直なんかうーん・・・ってなってしまいましたね。
もちろん悪・即・斬の精神で敵キャラは悪い奴で敵に同情しないためにってなるのは悪く無いと思うが、ストーリーとして悪にされている側にもある正義とか信念を知りたいと私は思ってしまいましたね。
そのうえで倒すとしたら味があるがよくわからないただ悪そうな敵を倒すというあんまり味のないモノになってしまっているかなーって感じました。
味方内の絆でその部分が補完されている感があったかなと思いましたね。
戦闘難易度
私自身アクションゲームは結構好きで色々やっていましたが、まあ難しかったかなと思いました。経験値が相手のレベルが低いと入りにくいためレベリングもやや大変。さらにAIが攻撃をまともによけてくれないので、敵とレベルによっては味方が即死することも・・・
なのでアクション系が苦手な人はストーリーの良さが戦闘のイライラ感に打ち消されてしまう可能性もあるので難易度下げてプレイするのがいいかもしれません
CGとアニメーションの差
これに関しては、本作プレイ済みの多くのプレイヤー。そして今後やるであろうプレイヤーの多くが思うことなのではないかなと思います。
ここは明確に気になった点としていえてしまうのかなと。
CGについては、すごくいいです!グラフィックもよくて道中のつくりや、国ごとの街並み、火や雪、自然が綺麗に表現されていてプレイしていて不快感は全くないです。キャラクターの表情や顔、服装などの表現も綺麗で画面見ているだけで満足できるくらいに良かったかなと思います。
一方。アニメーションに関してですが、制作に関してはUfotableさんで作画というか画面映えにおいて評価の高い会社なのかと私も思っていましたが、
明らかにクオリティーの差が出てしまっているのは、残念だなと感じました。
アニメーションって大事な場面で出るんですよ。なのでもうちょっと頑張ってほしかった・・・というのが素直な感想ですね。
こんな人にプレイしてほしい
- アクションJRPGが好きな人
- 洋風な雰囲気のゲームが好きな人
- やりごたえのあるゲームをやってみたい人
こんな人はこの作品にドはまりすること間違いなし!
最後に
今回は、テイルズ シリーズ最新作「テイルズ オブ アライズ」のレビューをしてみました。どうだったでしょうか。
テイルズ・・本当に良かったですね。どんどん広がっていくストーリーに規模に飽きることなくやり続けることができました。
別のテイルズ作品まだやれてないのですが、ぜひやってみたいですね。
おすすめのテイルズ作品ありましたら、ぜひ教えていただきたいです!!!
リンク張っておきますので気になって遊んでみたいと思いましたら
ぜひプレイしてみてください。
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