こんにちは、シグ(https://twitter.com/gamedoctor12sig)です。
朝の布団が心地よく感じる気温になってきましたね。
そんなところで
今日は『逆転裁判123成歩堂セレクション』を紹介していこうと思います。
逆転裁判はタイトルだけは知っていました。「異議あり!」というセリフが有名なので皆さんも知ってると思います。
私はこういった頭を使うゲームはあまりやってこなかったのでちゃんと楽しめるか
不安でしたが結果から言うと非常に楽しめました!
なので逆転裁判の説明と私がどう楽しめたかを紹介していこうと思います。
ストーリーに関するネタバレは基本ないので未プレイの方もぜひ読んでみてください!
目次
逆転裁判とは
逆転裁判とは、新米弁護士・成歩堂龍一が様々な難解な事件の弁護を担当する。
無罪を証明するため、移動や会話を繰り返し「証拠」を集める「探偵パート」
法廷で検事や証言人を相手に無罪を勝ち取る「法廷パート」を繰り返すことで
逆転を勝ち取るビジュアルノベル・アドベンチャーゲームになります。
実際買うべきかどうか
これから本作のシステムやストーリーなど細かいところを紹介しますが
その前に結論から
このゲーム・・
買いです。
法廷という舞台のため堅苦しいイメージがありますが、シリアスな場面はもちろん
しっかりゲームとして成立している面白さがあってぜひプレイしてみてほしいです。
これを見て迷ってる方はこれからの紹介も見て考えてください。
ストーリー
登場人物すべてのキャラクターがたっている
本作では、主人公の成歩堂龍一やライバルにあたる検事・御剣怜侍などの中心人物だけでなく、それぞれのストーリーで出てくる証人や他の検事などすべての人物のキャラクターが面白いんですよ。
ゲームの構成上、何回も話しかけることが多いですが、キャラが面白いため何回でも話しかけれます。
モブのようなキャラでもなぜか記憶に残るような人が多いんですよね。
「おばちゃん」とか
繋がる謎
本作は123と3作が詰め込まれておりその中でも一作ごとに、5~6話ほどの話があります。
1話から5話まで、様々な事件にあっていきますがすべてが別々の事件のようでそうじゃないんです。もちろんつながっているものもありますが、進めていくと
「これあの時の!!!」
とか
「こいつここで来るんか!」
といったような驚きが待ち受けてます。
さらに1話だけ見ても、真相や嘘が見えてきたときの爽快感は格別です。
笑いとシリアスのバランスの良さ
裁判になるような事件なので基本的には、人の死が絡んでいます。
物語りによっては結構重めなバックグラウンドがあるものもあります。
といいつつ「探偵パート」や「法廷パート」において笑いの要素もたくさんあります。
私的には、「サイバンチョ」や証人との掛け合いは思わず笑ってしまいました。
しかし、笑いばっかりではなくちゃんと物語としてシリアスになる場面はとことんシリアスになってくれます。
そういったバランスがあることで笑いとシリアスがより際立っているしストーリーの悲しさなどを体験できます。
システム
負けない証拠を集めろ「探偵パート」
成歩堂は弁護士なので、基本的に弁護するのは犯罪を疑われている人です。
そのためマイナスのスタートから逆転するために証拠集めをします。
この「探偵パート」では、殺害現場や警察所、怪しいところや現場にいた人物など様々なものから証拠を集めていきます。
何回も訪れたり、別のところで証拠を得てから行くことで新たな証拠を得ることもできます。
自分が弁護人になったつもりで頑張ってみると意外な発見があります。
逆転を勝ち取れ「法廷パート」
「探偵パート」を終えたらいよいよ「法廷パート」です。
法廷にたつ証言人や検事は、被告人を有罪にしようと様々な証拠を提出してきたり
嘘をついたりしてきます。
「探偵パート」で集めた証拠や証言をもって、その嘘を暴きましょう。
証言パートで証言人が証言をしているところで、気になる部分に「ゆさぶる」を
してみたり、証拠を「突きつけて」動揺を誘いましょう。
進めてくと検事や証言人の言葉から
「確かにそこがわからないんだよなーーもうコイツ本当に犯人なんじゃない?」
って思うこともありますが、自分が集めた証拠や証言人の言葉をよくみれば
必ず穴があります。
そこをついたときはハチャメチャに快感でついこう言ってしまうと思います。
『異議あり!!』と
このように「探偵パート」と「法廷パート」を繰り返すことで事件を解決し
判決が言い渡されます。
実際にプレイしてみた感想
本作をプレイしてみた感想は
ぜひプレイしてほしい!です。
前述しましたが、作品のストーリーとしての完成度も高く、プレイしていて思わず
魅入ってしまうような作品です。
関わっていくキャラクターも濃い人物たちばかりで、そんなキャラクターがより一つ一つの物語を面白くしてくれているのでやっていて飽きません。
よかった点
ストーリーの盛り上げ方
主要な人物はもちろん、一話のみで出てくる人物たちにもしっかりと互いに因縁があってそれは、青臭いものあればドロドロな関係も出てきます。
結構物騒な世界観がこの作品にはあります。
しかし、しっかりと一作を通してそれらは解消されていきます。
さらに1話を見ても、事件の発生から判決まで盛り上げどころがしっかりあってどこが重要なのか一目で分かります。
『逆転裁判1~蘇る逆転~』では、誰もがゾッとする場面があります。
この場面だけはいろんな人の反応が見たくなりますよ。
残酷な結末もしっかり描かれる
ゲームによくあるどんな時も最終的には主人公側が勝つというような展開があると思います。
しかし、本作はその部分が結構シビアです。
もちろんそういった部分もありますが、正直トラウマになるような結末になるような
展開もしっかり描かれます。
終わってみると消化不良ですが、ただの消化不良ではなく良い意味で現実的な
ゲームであり、それが必ず後の物語の伏線になります。
さらに、こういった展開があるからこそすべての裁判で
「本当に勝てるのか」
「このまま終われるのか」
そう考えてしまうくらいひりつけるようになります。
こんな現実的な要素もより実際に逆転裁判の世界に入り込んでるような気持ちを味わいました。
矛盾に気づいた時の爽快感
私は、お恥ずかしながら頭が良くないんですよ。なので本作のトリックやアリバイの矛盾などに関して難しく感じるところもあります。
ただ進めるだけで解決できない部分もいくつかありました。
しかし、そのくらい難しいところがあった方がゲームとしてやりごたえがあるし
分かった時の爽快感は半端じゃないです。
悪かった点
システム的な不便
逆転裁判自体が比較的古めの作品なので、現在はやっている作品に比べてプレイしていて不便に感じる点がありました。
それがオートセーブですね。
昨今のゲームでは当たり前に近いようなシステムになっており、これのおかげでセーブ忘れによってデータが消えたりすることが少なくなりました。
しかし、本作にはそれがありません。なので物語に入り込み過ぎてセーブを忘れたままゲームオーバーになってしまうとおしまいです。
ですが、昔のゲームですのでそれは仕方のないことなのかなと。
こまめにセーブするようにしましょう。
退屈さが生まれる場面も・・
「探偵パート」と「法廷パート」がある中で、「探偵パート」は面倒になりがちです。
まあ証拠品集め自体現実でも作業感ありそうなので、ある意味現実的なのかなと思うところもありますが、とにかく手当たり次第に調べることになるのでまあ面倒です。
さらに『逆転裁判2』から登場する『サイコロック』は、まあ大変です。
そういった手間も面白さだと思う人は楽しめますが、初プレイの人や手軽に遊びたい人は詰まってしまうかもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか。
逆転裁判は非常に面白くていろんな人におすすめしたい作品です。
見た目以上にシリアスかつポップな作品でメリハリがあります。
しかし、昔の作品ならではの不便さもありましたね。
私もセーブ忘れでやり直しになったこともありました・・
それくらい入り込んでしまう作品ってことなのかもしれません。
こんな人にプレイしてほしい
- 推理ものやミステリーが好きな人
- 作業感が好きな人
- 笑える作品をプレイしたいひと
逆転裁判123 成歩堂セレクション 通常版 Nintendo Switch版 価格:3630円 |
主人公は変わりますがもちろん成歩堂も出てきます。
欲を言えば御剣が主人公の『逆転検事』もぜひ御剣セレクションで発売してください!
CAPCOMさま!!
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