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【お洒落さNO.1】ペルソナ5ザロイヤルって面白い?無印との違いは?ネタバレなしで正直レビュー

こんにちは、シグ(シグ@はてなぶろぐ (@gamedoctor12sig) / X)です。

 

 

今日はペルソナ5ザロイヤル』についてレビューしていきます。

 


 

 

ペルソナシリーズでは現在最新作のペルソナ5において5に要素を追加したペルソナ5ザロイヤル。

この作品は、PS4,switch,Xbox,PCなど様々なプラットフォームで発売しています。

 

もちろん私もやりこみました。

 

そんな本作を紹介していこうと思います。

 

 

 

 

 

目次

 

 

無印とザロイヤルの違いは?

 

まず本作はペルソナ5に追加要素を足した作品になっており、作品としてやりごたえは十分にあります。

主な違いは

  • 新たなストーリー(三学期編)
  • 新たなキャラクター(芳澤かすみ、丸喜拓人)
  • マイパレス
  • 衣装チェンジや、チャレンジバトル

などがあります。

新キャラの一人 芳澤かすみ

もう一人の新キャラ 丸喜拓人

ここで注目されるのが三学期編の追加ですよね。

正直、大型DLCみたいな感覚でいいと思います。

後々説明しますが、本当におまけみたいなものなので長々と三学期が楽しめるわけではないです。

 

 

 

ストーリー

あらすじ

「ある事情」のせいで東京にある高校に転入することになった主人公。

登校初日同じ学校の、坂本竜司とともに異世界「パレス」に迷い込んでしまう。

 

そこで、「シャドウ」に襲われたことをきっかけに「ペルソナ」の力に目覚めます。パレスは悪人の心の中の欲望が具現化した世界。

 

そこにある「オタカラ」を盗むことで改心させることができると知った主人公は、ペルソナに目覚めた仲間たちと「心の怪盗団」を結成し、世直しを始める。

 

運命にとらわれた主人公は破滅を回避して、運命を切り開けるのか。

 

めちゃくちゃかっこいいですよね。

物語は、主人公がカジノらしき場所に潜入していく場面から始まります。

スタートからおしゃれな作品であることが感じれますよね。

 

そのあとプレイヤーはなぜ、自分が東京の学校に引っ越すことになったのかなどを知ることができるようになります。そこからどうやって初めに見るこのカジノの場面に繋がるか非常に楽しみです。

 

リアリティーあふれる舞台

本作では、現実の都市「東京」をモデルにした場所が舞台である。

少し変わっている部分もあるが、ほぼ現実に近い街並みが再現されていて

めちゃくちゃ興奮しましたね。

 

自分がその場所を知っていたり行ったことあったりすることからよりリアリティーを味わえる作品になってます。

 

「うわここ渋谷じゃん!」「ここ行ったことある!」とか

何回も思いました。

そんな現実的な部分が作品のリアリティーとか登場人物と実際にそこにいるような気分に味わえるのが良さですね

 

出会った仲間たちと紡いでいく絆

 

本作でももちろんあります。

前シリーズの『ペルソナ4』では、コミュニティーといわれていたが

本作では「コープ」といわれる絆システムがあります。

コープランクを挙げることで得られるメリットは

  • 対応するアルカナのペルソナ作成時にバフ
  • 行動回数を増やせたり商品が増える等のアビリティーの習得
  • 恋人関係になれる

 

私的には、キャラクターとの恋人関係になれるというのがペルソナ作品ならではであり

楽しみ方の一つなのかなと思います( ´∀` )

 

ペルソナ4のコミュストーリーの紹介の時も書きましたが

このストーリーがめちゃくちゃいいですよ。

 

怪盗団の仲間や学校の仲間、それ以外で出会う友人それぞれの葛藤想い

を知ることができます。

 

都会の学生生活を追体験できる

主人公たちは「怪盗団」でもあり「普通の学生」でもあります。

パレスにいるときは世間を騒がせる「心の怪盗団」しかし、現実世界では

私たちとなんらかわらない人間です。しかも彼らは高校生。

 

なので、東京のそれぞれの街で友達と遊んだり、買い物したりと学生生活を楽しむことができます。



「ダーツ」や「映画鑑賞」、「アルバイト」など、学生の放課後したことの定番がこの作品で楽しめます。

 

前作の『ペルソナ4』とはまた違った雰囲気の学生生活を味わえます。

 

 

ゲームシステム

爽快なターン制バトル

バトルシステムはRPGではオーソドックスなターン制バトルです。

しかし、王道なターン制に見えて細かなシステムのおかげでテンポの良いバトルに見えてきます。その要因が「総攻撃」「バトンタッチ」です。



総攻撃で華麗にとどめを

バトルの基本は、敵シャドウの弱点をつき、敵をスタン状態にさせることで

発動する総攻撃です。

 

基本的には、複数のペルソナを扱える「ワイルド」の素養を持つ主人公で

弱点を補っていくことになります。

 

この総攻撃のカットインが非常にスタイリッシュで思わず「かっこよ!」

と言ってしまうほどおしゃれ

 

バトンタッチで「1MORE」をつなげる

相手シャドウの弱点を攻撃することで「1MORE」状態になり、連続でそのキャラクターのターンになります。そうすると「バトンタッチ」という味方にそのターンを渡すことができます。

R2で表示されているのが弱点をついた後に出るバトンタッチボタン

 

このバトンタッチでつなげていくとダメージアップなど恩恵を受けることができます。そうして弱点をついていき最後は「総攻撃」で仕留めるという綺麗な流れができたら爽快感何倍にもなります。

 

そしてどうやってバトンタッチをつないでいくかを考えることができ、戦略性も十分にあります。

 

本作のやりこみ要素メメントスも大幅に進化

「大衆のパレス」ことメメント、本作でメインとなる「個人のパレス」とは違いいつでも入ることができるダンジョン。中は果てしなく続いており、天候などによって内部が変化してドロップアイテムなどにも変化起こる。

 

このメメントスにも追加要素がありそれが、謎の少年ジョゼとハプニングである。ジョゼは、人間について勉強しており、そのためにメメントスにある「花」

を集めている。そんなジョゼは集めた花束をアイテムと交換してくれる。

 

他にも「認知変化」メメントス内で経験値アップや獲得金額アップなどの

恩恵を受けることができる。

 

ハプニングは、普段起こりえないことが起こるということで、目の前が真っ暗になってマップすら見れなくなるなどのアクシデント的要素も追加されている。

 

 

本作のここが魅力

 

かっこいいUI

本作のシステム画面がめちゃくちゃかっこよく癖になります。

色合いも怪盗にあっているし、うまく表現する言葉が見つかりませんが

厨二心をくすぐるようなUIがプレイ中でも意味もなく見たくなります。

 

おしゃれなBGM

ペルソナといえばBGMですよね!

ペルソナ4は落ち着いたような哀愁漂うようなものが多かった印象があります

 

しかし、本作は非常にスタイリッシュかつおしゃれ。華麗に心を盗む怪盗団にぴったりな戦闘BGMをはじめとして都会の少しハッちゃけたように感じるBGMや

 

気分が落ち着くようなBGMまで様々です。ただの戦闘ひとつとってもまるで大事な戦いのようにテンションが上がります。

私は、「take over」「Last Surprise」はとても気分があがりますし

「Beneath  The Mask」などは作業にピッタリなのでぜひ聴いてみてください

 

 

大人の理不尽にあらがう正義感をもつ子供の姿

自己解釈になりますが、本作は大人という理不尽な力に立ち向かう子供というテーマがあるような気がします。

ネタバレになるので多くは言えませんが、本作のメインパレスはほとんどが悪い大人です。そして、主人公が東京に来た理由も汚い大人が絡んでいます。

 

そんな感じで、現実世界で力のある悪い大人に対し異世界で力を持つ主人公たちがその悪事を正していく構図になっているのかなと。

 

そして、物語が進んでいくと世間との反発なんかも現れてきます。

しかし、そんな現実の中で、怪盗団の美学に向き合ってどうやって世直しをしていくのか。主人公たちの青臭い姿を見て、一緒に考えれるのが魅力なんだと感じました。

 

個性あるキャラクターとの出会い

主人公は、怪盗団以外にも様々な出会いをすることになります。

出会う人物すべてが個性的で魅力のあるキャラクターだと思います。

そんな中でも私が魅力だなと思うことが、この惣治郎の存在なんですよね!

惣治郎は、主人公が住まわしてもらってる喫茶店の店主で主人公の保護者のような役割をしている人物です。

 

この惣治郎は、厳しいことを言う反面主人公たちをやさしく大人らしく導いてくれる存在になっています。この惣治郎にもコープストーリーがあります。

この人にも他人には言えない秘密や葛藤があり、それがストーリーに出てきます。

 

 

え、さっき大人の理不尽と戦うって言ってたじゃん!ってなるかもしれないですが

コープで出会う惣治郎をはじめとした大人たちは、青臭い主人公たちを「人生の先輩」として導きながらもその背景には泥臭く人間味のあるストーリーがみれるため余計言葉に重みが出るんですよね!

 

力を持った怪盗団たちがパレスの住人のように力とか権力に溺れないように支えてくれます。こんな大人になりたいななんて思わせてくれるようなキャラクターになってます。

 

 

実際にプレイしてみた感想

本作を実際にプレイしてみた感想は

ペルソナ5をまだやってない人は絶対勝った方がいい!!

ですね

 

一方でペルソナ5を無印のほうでプレイ済みの人は、無理してやらなくてもいいかなって感じです。

 

三学期も丸々遊べるというよりは、飛ばし飛ばしになるので正直無印だけでも

8割以上は楽しめています。しかし、どうしても新キャラクターとの掛け合いを見てみたいとか三学期見てみたいという人は買ってプレイしてみても楽しめます。

 

よかった点

ボリュームのある作品

本作は、一年間を怪盗団として過ごすということすべてを楽しむと非常に量が多いです。メインのストーリーはもちろんコープストーリーや追加要素の三学期新キャラクターにもコープはあるので、無印と比べるとやることが多いです。

 

なのでがっつり遊べるという点でよかったです。三学期のストーリーも私的には

ものすごく楽しく遊べたのでよかった。

 

 

オシャレでスタイリッシュな世界観

これは、散々説明しているので口うるさいかもしれませんがすべてがオシャレなんですよね。UIやBGMから戦闘の演出など派手に感じるけど派手過ぎてうるさく感じない。

 

ストレスなく見ていられるという点で飽きにくい作品です。

没頭してしまうと、あれ、もうこんな時間だってなってしまうことも多々ありました。

 

 

気になった点

 

やりこみ要素が裏目

ボリュームが多いのは良かったところではありますが、逆にそのボリュームが苦痛になることも。

 

正直本作では、本当に楽しむには2週目が必須になります。もちろん一周だけでも100%楽しめます。

ステータスもそのうちの一つ

しかし、現在は家庭用ゲームに時間を当てる人が減り、時間のかかるゲームがをやらない人が増えたように感じます。しかも2週目ですから同じストーリーを追うことになります。そういったことから少し2週目要素に面白みを覚えない人が多いのかなと思いました。

 

 

三学期編

 

ザロイヤルで新たに追加された三学期編。もちろん内容はめちゃくちゃいいですしかし、私が思ったのは、「条件あるんかい!」なんですよ。まあある程度やっていれば行けると思いますが、選択によっては三学期編に行けなくなります。

 

せっかく楽しみにしたのに条件を満たせなくていけなかったり、選択を間違えていけなかったりすることがあります。

 

まあそこが面白みでもあると思いますが、初めてペルソナシリーズをプレイした人とで行けなかった人は可哀そうだなとは思います。

 

こんなひとにおすすめ

  • ペルソナ作品をまだやったことがない人
  • やりこみ要素が好きな人
  • ペルソナ好き

 

 

最期に

どうでしたか?

正直私的には、あまり気になった点もなく面白くプレイすることができました。

 

ペルソナという元の世界観は同じなのに3,4,5でここまで色を変えることができるんだなというところに脱帽しました。

 

青春みたいな学生もの色が採り入れられたのが3からだと思いますが、私的には

5の癖になるおしゃれ感は他のRPG作品にはないモノだと感じました。

 

 

みなさんもぜひ気になったら購入してみて心の怪盗団とともに世直ししてみてください!

さらにペルソナ5の派生作品ペルソナ5タクティカ』がただいま絶賛予約受付中

ですので合わせて予約してみてください。

 

 

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